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ハワイの家族旅行に海外旅行保険は必要?子供の補償と選び方のポイント

最終更新日:2026年10月23日

ハワイへの家族旅行で海外旅行保険に入るか迷っているなら、子供を含めた家族全員の補償を出発前にそろえておくことをおすすめします。米国は医療費が高額になりやすく、もしものときに日本の健康保険だけでは費用をまかなえないことがあるからです。
この記事では、ハワイで海外旅行保険が必要とされる理由、家族で入るときに確認したい補償内容、子供の補償の考え方、クレジットカード付帯保険で足りるのかといった点を、外務省や公的機関の情報をもとに整理しました。特定の保険商品のおすすめではなく、選ぶときの判断材料としてご覧ください。

ハワイで海外旅行保険が必要な理由

米国の医療費は高額になりやすい

外務省の海外安全ホームページでは、米国の医療費は高額で、ICU(集中治療室)での治療では総額1千万円を超えることも珍しくないと紹介されています。同じ記事(2011年掲載)では、ある保険会社がそれまでの5年間に扱った日本人の医療費の最高額は3800万円で、ハワイの病院のICUでの治療だったという例も紹介されています。同じ記事では、在ホノルル総領事館が把握した半年間に事件・事故で入院した日本人16人のうち15人がICUで治療を受け、そのうち11人は海外旅行保険に入っておらず費用を自己負担していたことも紹介されています(外務省 海外邦人事件簿)。
この記事は2011年に掲載されたもので、金額は当時のものです。それでも、ハワイで入院や手術が必要になると、旅行代金を大きく超える費用がかかりうることは知っておきたいところです。

日本の健康保険だけでは足りないことがある

日本の健康保険には、海外で急な病気やけがをして現地の病院を受診した場合に、申請すると費用の一部が払い戻される「海外療養費」という制度があります。ただし、支給額は日本国内で同じ治療を受けた場合の費用を基準に計算されるため、海外で実際に支払った金額より大幅に少なくなることがあります(協会けんぽ 海外療養費)。
また、現地ではいったん費用を全額支払い、帰国後に請求する流れになります。海外療養費は支払った翌日から2年を過ぎると申請できなくなる点も覚えておきましょう。

海の事故で入院した事例も

同じ外務省の記事では、ハワイで海水浴中に溺れてICUで治療を受け、3日後に退院したものの、保険に入っていなかったため医療費が全額自己負担になった40代女性の事例も紹介されています。ハワイ旅行では海やプールで過ごす時間が長くなりがちです。大人も子供も、水辺での事故が起こりうることを前提に備えておきたいところです。

移送や家族の駆けつけにも費用がかかる

医療費以外にも、重いけがや病気の場合は、日本への移送や、日本から家族が駆けつけるための費用がかかることがあります。外務省の資料では、移送用のチャーター機の運航費が数千万円、移送のための医療チームの派遣費用が数百万円かかる例が挙げられています(外務省 海外旅行傷害保険の加入について)。

家族で入るときに確認したい補償内容

海外旅行保険の補償は、いくつかの項目の組み合わせでできています。外務省の資料では、傷害死亡・後遺障害、傷害治療費用、疾病治療費用、疾病死亡、救援者費用、賠償責任、携行品損害といった項目が挙げられています。家族で入るときは、次の点を中心に確認しましょう。

治療費用と救援者費用は十分な金額に

外務省は、海外では病気やけがで治療を受ける確率が比較的高く、救援チームの派遣費用も高額になるため、「傷害治療費用」「疾病治療費用」「救援者費用」の補償を十分に確保することが特に重要だとしています。また、前述の海外邦人事件簿でも、米国のように医療費が高い国へ行く場合は、最高額の医療費や緊急移送費をカバーできる保険を検討するよう呼びかけています。保険料の安さだけで選ばず、この3つの補償額をまず確認するのが基本です。

子供がいるなら賠償責任も

ホテルの備品を壊してしまった、お店の商品を落として割ってしまったなど、他人の物を壊したり、ケガをさせたりしたときに備えるのが賠償責任の補償です。走り回る年頃の子供がいる家族は、この項目が付いているかを確認しておくと安心です。

携行品損害やフライトの遅れ

カメラやスマートフォン、ベビーカーなどの持ち物が壊れたり盗まれたりした場合に備えるのが携行品損害です。商品によっては、飛行機の遅延や手荷物の遅れで生じた費用を補償するものもあります。子連れ旅行は荷物が多くなりがちなので、どこまで補償されるかを事前に確かめておきましょう。

子供の海外旅行保険はどう選ぶ?

子供も一人ひとりに補償が必要

病気やけがは子供にも大人と同じように起こります。慣れない環境や長時間のフライトで、旅行中に体調を崩す子供も少なくありません。大人だけでなく、一緒に行く子供の補償もそろえておくことが大切です。

家族型のプランや年齢の条件を確認する

保険会社によっては、家族でまとめて入れるプランを用意している場合があります。一方で、加入できる年齢の条件や、家族として補償される範囲は保険会社や商品ごとに違います。赤ちゃんを連れて行く場合は特に、申し込む前に対象年齢や補償の範囲を確認してください。

持病やアレルギーがある場合

持病がある場合や、旅行前から治療を受けている病気がある場合の扱いも、保険によって異なります。気になることがあれば、申し込み前に保険会社へ問い合わせておくと、現地で困ることがありません。

クレジットカード付帯の保険で足りる?

クレジットカードに海外旅行保険が付いている場合もありますが、外務省の記事では、カード付帯保険の補償の上限は一般的にせいぜい数百万円で、深刻な病気やけがの場合はまったく足りないことがあると注意を促しています。
カード付帯の保険を使うつもりなら、治療費用の上限額、家族(特に子供)が補償の対象になるか、旅行代金をそのカードで支払うことが条件になっていないかなどを確認しておきましょう。足りない部分だけ別の保険で補うという考え方もあります。

子連れハワイで想定しておきたいトラブル

保険を選ぶときは、「どんなことが起こりそうか」を家族の旅程に当てはめて考えると、必要な補償が見えてきます。

体調不良やけが

長時間のフライトや時差、強い日差しの中での外遊びなど、子連れの旅行では体調を崩すきっかけがいくつもあります。現地で医師の診察を受けることになった場合に、治療費用の補償が十分かどうかが安心につながります。

物の破損・盗難・紛失

ベビーカーが空港で破損した、ビーチでスマートフォンを落とした、といったトラブルも、旅行中に発生しうるリスクです。携行品損害の補償では、対象外となる物や1つあたりの上限が決まっていることが多いので、契約内容をあらかじめ確認しておきましょう。

子供が他人の物を壊してしまった

ホテルの部屋やレストランで、子供がうっかり物を壊してしまうこともあります。賠償責任の補償があれば、保険金で相手への弁償に対応できる場合があります。どのような場合に利用できるかは保険の約款によって異なるため、心配な場合は保険会社に確認しておくと安心です。

申し込む前に確認したいチェックリスト

補償の名前や組み合わせは保険会社ごとに違うので、比べるときは同じ項目で見比べるのがコツです。家族で申し込む前に、次の点を確認しておきましょう。

・治療費用・救援者費用の補償額は十分か(米国の医療費の高さを前提に考える)
・子供を含めた家族全員が補償の対象になっているか
・赤ちゃんや子供の加入できる年齢の条件
・賠償責任・携行品損害が付いているか、携行品の補償の上限はいくらか
・飛行機の遅れや手荷物の遅れに関する補償があるか
・現地で受診するとき、保険会社がどのようにサポートしてくれるか(日本語での相談窓口、病院の紹介など)
・保険期間が出発日から帰国日までをカバーしているか

保険期間は「家を出てから帰宅するまで」を意識する

旅行の期間を短く申し込んでしまうと、帰りのフライトや乗り継ぎの間に起きたトラブルが補償されないおそれがあります。申し込みの際は、出発日と帰国日が正しく入っているかを確認しましょう。日付をまたぐハワイからの帰国便では、日本への到着日が出発日の翌日になる点にも注意が必要です。

補償が重なっていないかも確認

クレジットカードの付帯保険と、別に申し込む海外旅行保険の両方がある場合、補償が重なる部分と足りない部分が出てきます。何がどちらでカバーされるかを一覧にしておくと、現地でどこに連絡すればよいか迷わずに済みます。

家族の海外旅行保険でよくある質問

子供の分も別々に申し込む必要がありますか?

保険会社や商品によって、家族でまとめて申し込めるもの、一人ずつ申し込むものがあります。どちらの場合も、子供一人ひとりが補償の対象に含まれているかを申込内容で確認してください。

健康保険証は持っていくべきですか?

海外の病院で日本の健康保険証は使えませんが、帰国後に海外療養費を申請する際の手続きのために、加入している健康保険の情報は控えておくと安心です。帰国後の手続きに備えて、受診した際の領収書や診療内容の分かる書類は捨てずに持ち帰りましょう。

旅行中に保険を使ったら、何を準備すればいい?

保険会社の指示に従うのが基本ですが、一般的には病院の領収書や診断書など、請求に必要な書類を求められます。どんな書類が必要かは、受診する前後に保険会社へ確認しておくと手続きがスムーズです。

現地で病気やけがをしたときの流れ

保険に入ったら、保険会社の緊急連絡先(日本語サポートの電話番号など)と保険証券の番号をスマートフォンと紙の両方に控えておきます。現地で受診が必要になったら、まず保険会社に連絡して、受診できる病院や支払いの方法を相談するのが基本です。
子供の発熱など、旅行中によくある体調不良への備えは「旅行中に子供が発熱したときの対処法」で、出発前の準備全般は「子連れハワイは何歳から?」や「ハワイ子連れ旅行の持ち物リスト」でも紹介しています。

備えを整えたら、ハワイで家族の思い出を

保険の準備は、家族が安心してハワイを楽しむための土台です。備えが整ったら、旅の予定に家族写真の撮影を組み込んでおくと、ハワイで過ごした記念の1枚が残ります。アメリカンホリデーズは累計3万組以上のハワイでの撮影実績があるハワイのフォトウェディング専門店で、日本の受付オフィスに日本語で相談できます。

私服で撮れる39,000円からのプランから、ドレス・タキシード・お子様衣装が付いたプランまで、ハワイ家族写真のプランを一覧で比べられます。

小さな子供連れなら、0〜5歳のお子様衣装が人数分付いた「ハワイわいわいファミリーフォトプラン」があり、ご同行者様も追加料金なしで撮影に参加できるのが特長です。

ハワイわいわいファミリーフォトプランの内容はこちら。

まとめ:家族全員の補償をそろえて出発を

ハワイを含む米国は医療費が高額になりやすく、日本の健康保険の海外療養費だけでは費用をまかなえないことがあります。家族で海外旅行保険に入るときは、治療費用と救援者費用の補償額をまず確認し、子供がいる場合は賠償責任や携行品の補償もチェックしておきましょう。クレジットカード付帯の保険を使う場合も、上限額と家族が対象になるかを出発前に確かめておくと安心です。

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