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車いすで楽しむハワイのバリアフリー旅行 空港・移動・観光の準備ガイド

最終更新日:2026年10月23日

芝生の木陰に置かれた車いす

車いすを使う高齢の家族と一緒でも、ハワイ旅行は十分に楽しめます。オアフ島では路線バスのザ・バスが全車両車いす対応で、ビーチでは砂の上を移動できる車いすを借りられる場所もあり、ショッピングモールでは館内用の車いすを無料で貸し出しています。
一方で、航空会社への事前連絡や、障がい者用駐車場の許可証の手続きなど、出発前に準備しておきたいこともあります。この記事では、車いすでハワイを旅行するときに役立つバリアフリー情報を、空港・移動・観光の順にまとめました。

飛行機と空港での準備

旅の最初と最後にあたる飛行機での移動は、事前の連絡がとても大切です。

航空会社へは出発48時間前までに連絡

ハワイ州観光局によると、ほとんどの航空会社が特別な支援を必要とする人向けのサポートを用意していて、折りたたみ式・電動式の車いすも預けられます。利用する場合は、通常、出発日の48時間前までに航空会社へ連絡が必要で、電動車いすを使う場合は出発の1時間前までに空港でチェックインするよう案内されています(ハワイ州観光局「お体の不自由な方へ」)。
米国の航空アクセス法では、米国および米国発着の海外航空会社が、飛行機で旅行する障がいのある人を差別することを禁じています。必要な支援は遠慮せず、予約の段階で航空会社に伝えておきましょう。

ホノルルの空港のバリアフリー情報

ハワイ州保健局の障がい者・コミュニケーションアクセス委員会(DCAB)がまとめた旅行者向け資料(2023年12月改訂)によると、ダニエル・K・イノウエ国際空港については、州運輸局が地上交通や電動車いす、バリアフリートイレなどのサービスをまとめたアクセスガイドを公開しています(DCAB「Traveler Tips Oahu」)。到着後の移動手段も含めて、出発前に確認しておくと安心です。

ハワイ現地での移動手段

ワイキキ周辺を中心に、車いすでも利用しやすい移動手段がいくつかあります。

路線バス「ザ・バス」は全車両が車いす対応

DCABの資料には、オアフ島の路線バス、ザ・バスについて「すべてのバスが車いす対応」と記載されています。料金や乗り方の詳細は、ザ・バスに直接確認してください。

ワイキキトロリーは事前連絡で乗車できる

観光に便利なワイキキトロリーは、車いすでの乗車が可能ですが、事前に問い合わせフォームから連絡が必要です。体の不自由な方は、スタッフやドライバーに申し出ると前側の優先席を利用できます(混雑状況によっては希望に沿えない場合があります)(ワイキキトロリー公式サイト)。

車いす対応のタクシーや送迎サービス

DCABの資料では、車いすに対応した移動手段として、事前手配でリフト付き車両を用意するAMPCO Taxi Express、スロープ付きのバンで空港からのドア・ツー・ドアの送迎を行うRoberts Hawaii、車いすでの移動に対応するThe Cabなどが紹介されています。サービス内容は変わることがあるので、利用前に各社へ確認してください。

パラトランジット「ハンディバン」は利用資格が必要

ホノルル市のハンディバンは、ADAパラトランジットの利用資格が認定された人向けの、乗車場所から目的地まで送迎するサービスです。DCABの資料によると、有効な資格を持つ他州からの旅行者は利用できるとされています。資格については、ADAパラトランジット資格センターに確認が必要です。

ビーチや観光地を楽しむには

移動の手段が分かったら、観光の楽しみ方も確認しておきましょう。

ビーチ用の車いすを借りる

ハワイ州観光局によると、オアフ島には柔らかい砂の上や平らでない場所も移動できる全地形対応型の車いすを借りられるビーチパークが11か所あります。たとえばアラモアナ・ビーチパークでは、電話で予約したうえで、8時から17時の間に2時間まで利用でき、パーク東西のフードスタンドで受け取り・返却する仕組みです。ほかのビーチパークについては、ホノルル郡のパーク&レクリエーション課などに問い合わせるよう案内されています。

ショッピングモールで車いすを借りる

アラモアナセンター、カハラモール、インターナショナルマーケットプレイスなどでは、館内に限り車いすを無料で貸し出しています。滞在中にしばらく車いすが必要な場合はレンタルもでき、詳しくはホテルのコンシェルジュに相談するよう案内されています。

パールハーバーは車いすで見学できる

パールハーバー国立記念館は、ビジターセンターや博物館、戦艦アリゾナ記念館、敷地内が車いすで利用でき、移動の支援も依頼に応じて手配してもらえます(パールハーバー国立記念館 公式サイト)。館内にはバッグを持ち込めないので、荷物は最小限にして出かけましょう。

レンタカーで障がい者用駐車場を使うときの注意

レンタカーで移動する場合、障がい者用の駐車スペースには許可証(パーキングプラカード)の提示が必要で、違反すると250〜500ドルの罰金が科されます。日本で発行された許可証の扱いについては、公的な案内でも書き方が分かれています。ハワイ州観光局の日本語ページでは、日本の許可証は法律の違いからそのままではハワイ州の許可証と同等とは認められず、日本の許可証のコピーとハワイの滞在期間を事前にDCABの担当者へ送る手続きが必要で、駐車時は日本の許可証とDCAB発行の書類をダッシュボードの上に置く、と案内されています(ハワイ州観光局)。一方、DCABの旅行者向け資料(英語)には、ハワイ州は他州・他国で発行された有効な許可証を認めると書かれています(DCAB資料)。
レンタカーで障がい者用の駐車スペースを使う予定がある場合は、出発前にDCAB(英語での対応)やレンタカー会社に扱いを確認し、必要な手続きがあれば早めに済ませておきましょう。

バリアフリーのホテルを選ぶポイント

ホテルを選ぶときは、バリアフリールームの有無だけでなく、入口や客室までの段差、バスルームの形(シャワーの使いやすさ)、ベッドの高さなど、普段の生活で気になる点を具体的に確認しておくと安心です。予約サイトの情報だけで判断せず、気になる点はホテルに直接問い合わせておきましょう。
シニア世代が無理なく楽しめる観光の工夫は「ハワイのシニア旅行ガイド」でも紹介しています。

家族そろってのハワイ旅行を写真に残す

車いすの家族と一緒に出かけるハワイ旅行は、家族みんなにとって特別な思い出になります。旅の記念に、全員がそろった家族写真を残しておくのもおすすめです。
アメリカンホリデーズのわいわいファミリーフォトプランとおめかしファミリーフォトプランは、ご同行者様の撮影参加に追加料金がかかりません。私服カジュアルフォトプランは、撮影場所付近に直接集合するプランで、4名様まで料金内です。日本の受付オフィスに日本語で相談できるので、ご家族の状況に合わせた撮影内容は、お申し込み前に無料相談でお問い合わせください。

参加されるご家族の状況や撮影場所のご相談は、無料相談から受け付けています。

ハワイ家族写真のプランを比べたい方は、プラン一覧をご覧ください。

ハワイのバリアフリー旅行に関するよくある質問

ハワイで車いすを借りられますか?

ショッピングモールでは館内用の車いすを無料で借りられる場所があり、ビーチでは全地形対応型の車いすを借りられるビーチパークもあります。滞在中に長く必要な場合は、ホテルのコンシェルジュに相談してください。

日本の障がい者用駐車許可証はハワイで使えますか?

ハワイ州観光局の日本語ページでは、日本の許可証はそのままではハワイ州の許可証と同等とは認められず、事前にDCABへ日本の許可証のコピーと滞在期間を送る手続きが必要と案内されています。一方でDCABの英語資料には他国発行の有効な許可証を認めるとの記載もあるため、出発前にDCABやレンタカー会社へ確認しておくと安心です。

車いすでバスに乗れますか?

DCABの資料では、オアフ島のザ・バスはすべてのバスが車いす対応とされています。

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